CD買取の基礎知識

CD買取業者の選び方

公平で、少しでも高い金額の買取が可能なお店とはどんなお店でしょうか?
CD買取 全国の優良店情報と共に買取のポイントなどをまとめました。

しっかりした買取業者を選ぶ見極め方

1円でも高くCDを買い取ってもらう為には、査定を依頼するお店に知識と経験を兼ね揃えたスタッフがいないことには始まりません。査定する側に騙すつもりが無くても担当者の知識が足りなければ二束三文で買い叩かれてしまいます。
まずは実績を見て、そのお店や業者がどんなジャンルに強みをもっているのか確認しましょう。お店によっては全てのジャンルを網羅している場所もあるようです。出来ればそういうお店に買取をお願いするのが間違いなく一番オススメだと言えます。買取歴が長いお店は自然と全てのジャンルに長けているスタッフが集まってくる傾向にあります。ジャズ、クラシック、ロックなど、それぞれのジャンルに強みを持ったスタッフが多く在籍しているお店で見落とし無く全てのCDを高く買い取ってもらいましょう。

買取価格を公表しているかは重要

実際にCDを査定にだす前にある程度値段が分かるのはとてもありがたいですよね。業者によっては買取価格を公表しているところもあります。公表出来るということは買取価格に自信を持っている証拠ですし、安心感にも繋がります。出来る限り買取価格や相場をホームページに掲載しているお店に依頼する方がオススメです。

お店や事務所を構えているか

最近ではマンションの一室やスタッフの自宅で小さくやっている業者もいるようです。そんな業者に大切なCDを送るのは不安ですしなかなか信用出来ませんよね。買取専門店の場合は来客可能な事務所であったり、販売もしている場合はお店であったり、どこに所在しているのかしっかり調べてから買取依頼するほうが良いでしょう。
その際、もし所在地が近所でなくても業者によっては全国対応が可能な場合もあるようなので、自分の住んでる場所も依頼可能かどうか電話で確認してみる必要があります。

口コミでの評価を確認しよう

CDの買取は実際に経験が無いと分からないことが多く、どの業者にするか決め手に欠けるかと思います。そんな時に見た方が良いのは口コミや、お店が掲載しているお客様の声・よくあるご質問などです。往々にして口コミには良い事も悪い事も書いてあります。ただ一番オススメできないのはそういった口コミなどが見つからない業者やお店です。見つからないということは実績が無く、そのお店に売った人も少ないということなので注意しましょう。

実際に電話してみよう!

ここまでいくつかのポイントをあげて来ましたが、何より一番大事なのは直接話したときの印象でもあります。まずは直接電話してそのお店の人にいろいろ相談しながら見極めるのも一つの手です。
それでは、ここまでのポイントをまとめてみましょう。

ココがポイント!!

  • 査定する側に知識が有るか?
  • 各ジャンルに専門家がいるか?
  • 買取価格をお客様にオープンにしているか?
  • 店舗・事務所の有無
  • 実際に利用したひとの口コミがあるか?
  • 実際に自分で体験してみる

依頼の前に注意するポイント

支払い方法
当日現金でもらえると思っていたら後日振り込みだった、などということが無いように、どのような支払い方法があるのか事前に絶対に確認しましょう。稀にホームページ上の記載と違っていたりするので問い合わせると確実です。支払い方法は1番大切なことなので、しっかり確認を取ったほうが良いです。
買取方法
多くの業者は店頭・郵送・出張の3種類から選べる形になっています。郵送や出張は枚数等の条件により対応が変わりますので注意して確認する必要があります。
郵送の場合はダンボールやガムテープ等の梱包材が自費になるか確認しましょう。
出張エリア
出張買取にする場合、事前に出張可能エリアであるか確認が必要です。枚数等の出張条件と合わせて確認しましょう。対応地域外の場合でも、内容によっては対応してくれる場合もありますので、良さそうな業者があったら諦めずに問い合わせてみるのも良いでしょう。

オススメのCD買取店10選

上記のCD買取時のポイントを踏まえて、ここからはオススメのCD買取店をご紹介していきます。

セタガヤCD買取センター

セタガヤCD買取センター

セタガヤCD買取センターは買取実績30年のCD買取専門店です。様々なジャンルに精通したスタッフが在籍しており、確かな査定力で音楽好き、CDマニアの間でも名の知れている専門店です。
セタガヤCD買取センター詳細を見る>>

セタガヤCD買取センターの特徴

セタガヤCD買取センターは買取実績30年を誇る業界屈指のCD買取専門店です。様々なジャンルに精通したスタッフが在籍しており、確かな査定力で音楽好き、CDマニアの間でも名の知れている専門店です。
査定力の高さは頭1つ抜けており、クラシックやジャズ、ハードロックなどのジャンルごとにベテランの専門スタッフが在籍しているためオールジャンルで高価買取が可能です。
海外に姉妹店を持っていたり、海外でのCD買い付けをおこなっていたり、海外と強いネットワークを持っています。そのため、世界市場を基に最新の相場で査定を行ってくれるところが魅力的。国内で人気のないCDでも、セタガヤCD買取センターに依頼すれば高価買取が実現します。CD以外にもレコードやCDプレイヤーやギターなどのオーディオ・楽器も一緒に買取を行ってくれます。買取方法も店舗、郵送(宅配)、出張の3つから選べて、全国どこからでも依頼を受け付けています。
CD買取を依頼するなら、絶対に外せないオススメのCD買取専門店です。

ディスクユニオン

ディスクユニオン

ディスクユニオンは首都圏を中心に店舗を展開している、大手レコードチェーン店です。レコードだけでなく、CDやDVDなども販売していますが、コアなファンも多く、中古CDにも力を入れています。買取ジャンルは国内買取がメインで、ジャンルごとに専門店があります。
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ディスクユニオンの特徴

ディスクユニオンは大手レコードチェーンですが、ジャンルごとに専門店を構えており、知識のあるスタッフが査定をしてくれます。リサイクルショップや大手中古販売店より高く買取ってくれる可能性があります。
ディスクユニオンの公式サイトや公式Twitterで買取額アップのキャンペーンや高価買取リストを公開しており、買取に関するキャンペーンを頻繁に行ってるのも特徴です。キャンペーンのタイミングに合わせて売却することで、高価買取を狙いやすくなるでしょう。

HMV RECORD SHOP

HMV RECORD SHOP

HMVはCDやDVDなどを販売している音楽ソフト販売店です。CDを扱った専門店は新宿、渋谷、吉祥寺に店舗を構えています。アメリカやイギリスなどの海外から買い付けた洋楽を中心に多くのCDを扱っており、CD好きも通うショップです。
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HMV RECORD SHOPの特徴

全国展開しているHMVグループのCD専門店であるため、査定力は高く、買取価格は安定しています。また、HMVはローソンと提携しているため、Loppiで買取の承諾や入金も行うことができて便利な特徴もあります。なお、店舗買取は渋谷店のみとなっているので、買取依頼する際は注意してください。

ハードオフ

ハードオフ

ハードオフは全国展開している大手中古品リサイクルショップです。フランチャイズ合わせて全国に623店舗構えています。ハードオフではテレビ・パソコン・楽器・家具・ゲームなど実に幅広いものを扱っており、CDも買取を行っています。
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ハードオフの特徴

ハードオフは全国数多くあるため気軽にCDを売りたい際に最適ですパソコンやテレビなどのハードウェアと一緒に売ることも可能で、少量からでも買取ってもらえます。ジャンルに関してもほぼ何でも買取ってくれるのが特徴です。ただし、CD買取専門店ではないため、良くも悪くもマニュアルに沿った買取りで、買取価格は安く設定されている印象です。便利さを追求したい方にはオススメの買取依頼先です。

COCONUTS DISK

音楽買取.JP

COCONUTS DISKは東京都内に3店舗ある中古レコード・CDショップです。中古レコードとCDをメインに扱っており、DVDやVHSなども買取ってもらえます。店頭買取、郵送買取、出張買取の3通りから選べるようです。
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COCONUTS DISKの特徴

COCONUTS DISKは30年の豊富な買取実績を誇っています。公式サイトでは1985年創業と公表されており、そこからも経験と実績に自信があることが伝わるかと思います。買取可能・不可能なCDは公式サイトで掲載されているのも好印象ポイント。出張買取や郵送買取を依頼したい場合は依頼を検討してみるのも良いでしょう。

ジスボーイ

ジスボーイ

ジスボーイは50年代〜70年代の中古アナログレコード・CDを扱うお店です。1994年のビートルズ日本レコードデビュー30周年記念日にオープンした、20年以上の実績があるお店です。音楽通から長く支持されているお店です。
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ジスボーイの特徴

ジスボーイを運営しているオーナーは「プレミア・レコード図鑑」という書籍を発行したことのある音楽通。その噂は映画業界にも知れ渡っており、映画「ノルウェイの森」のロケで主要なLPの提供やディスプレイの監修を担当しています。この話からわかるように、ジスボーイは専門性が高く、価値のあるCDもしっかりと査定を行ってくれます。レア盤などの貴重なCDを高価買取してもらいたい方と相性の良いCD買取店です。

レコファン

レコファン

レコファンは渋谷と横浜に大型店舗を構える、音楽レコード・CD専門店です。中古盤から最新盤まで扱っており、幅広いジャンルのレコードやCD、DVDを取り揃いえています。中古業界ではディスクユニオンに次いで大型ショップとなっており、知名度の高いお店です。
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レコファンの特徴

レコファンは昭和56年創業の老舗で、オープン当時からレコード買取を行っていますが、近年CD買取にも力を入れています。ボーナス金額がプラスされたり、買取金額が20%アップしたりするキャンペーンを実施しており、高価買取を狙うことができるお店となっています。また、Amazonやヤフーオークションなどのリサーチも行っており、適正な価格でCDを買取ってもらうことができます。店舗買取はもちろん、出張買取は全国対応していますので、安心感のある買取を求めている方に良いのではないでしょうか。

レコード社(神保町レコード社)

レコード社(神保町レコード社)

レコード社は1930年創業の神田神保町に店舗を構える老舗レコードショップです。レコードの歴史や文化を継承することをモットーにしています。扱っているレコードはクラシックや日本の歌謡曲、ジャズがメインジャンルのようです。EP、LP含めてレコードの在庫数は3万点を超えている、レコード専門店です。
レコード社(神保町レコード社)詳細を見る>>

レコード社(神保町レコード社)の特徴

レコード社は1930年創業と歴史のある老舗レコードショップとして、レコードファンやマニアの間では有名です。またCDの買取も行っており音楽に関する知識はその歴史に裏付けられており、確かな目利きができるお店です。相場を踏まえた納得のいく査定で、高価買取を狙うこともできます。歴史のあるレコード買取店ですので、信頼性の高いお店で売りたい方には良いかと思います。

チクロマーケット

チクロマーケット

チクロマーケットは福岡市中央区にあるレコード・CDショップです。音楽通の間では九州地方のNo.1と言われている有名なショップです。イギリス・ロンドンにも支店があり、国内外で知名度のあるレコード・CDショップです。中古と新譜のレコード・CDを約1万点取り揃えています。
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チクロマーケットの特徴

チクロマーケットは九州地方No.1の知名度を誇っており、CDの買取に長けているショップ。オープンした当時はネット通販のみでしたが、今ではロンドンに支店を複数構えるほど実績のあるお店になっています。海外にコネクションがあることもあり、世界相場をリアルタイムに把握しています。そのため、日本では人気のないCDでも、高く買取ってくれることがあります。クラシック以外のジャンルならほぼ買取可能であるということからも、利用しやすいCD買取店です。

ハード・バップ(HARD BOP)

ハード・バップ(HARD BOP)

ハード・バップ(HARD BOP)は京都府京都市にあるジャズ専門の新品・中古レコード・CDショップです。アナログレコードだけでなくCDも扱っており、中古買取も行っています。マニアから初心者まで全てのジャズ好きに対応できる5万点を誇る品揃えで、遠方から買いにくる人も多いようです。
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ハード・バップ(HARD BOP)の特徴

ハード・バップ(HARD BOP)はジャズ専門のレコード・CDショップです。ジャズであれば限定版、廃盤、配布版、初回盤、通常盤など、幅広く買取を行ってくれます。専門のためジャズ以外のジャンルのCDを買取ってもらうことは難しいですが、ジャズCDの買取には定評があります。店舗は京都市にありますので、出張買取は京都近郊の方のみとなっていますが、宅配買取であれば遠方からも買取依頼が可能です。

CDを高く買取ってもらうためのコツ

CDを買取ってもらう際、少しでも高く売りたいのが本音ですよね。そこでCDを高く買取ってもらうためのコツもランキングと併せて紹介します。

相場を把握する

CD買取時の査定金額は中古CD市場の需要と供給をもとに付けられています。高価買取してもらえるCDは人気の高い、需要のあるCDで、逆もまた然り。CDを1円でも高く買取ってもらうには、買取業者に足元を見られないようにすること。そのために、まずは中古CDの相場感を身につけることです。相場を把握していない以上、買取業者の言い値で売るしか方法はなく、それが適正なのかどうか見抜くことは難しいでしょう。こういった理由から、少しでもCDを高く買取ってもらいたいなら、手間はかかるものの相場を把握してから依頼すると良いでしょう。

CD買取実績が豊富なところに依頼する

CD買取はどのお店に売っても同じ金額で買取ってもらえる、というような単純なものではありません。CDを買取る側に知識は当然必要で、買取った先の流通まで考えることが求められます。それに加え、CDにはJANデータや型番号だけでは管理しきれない細かなディティールが存在し、査定の際に重要なため、本来は知識や経験のないスタッフでは適正価格でCDを買取ることができません。CD買取実績が豊富なお店は、これまで買取ってきた知識(データベース)と経験があるため、しっかりと価値を見極めた査定を行ってくれる傾向があります。ですから、CDをすこしでも高く買取ってもらうなら、買取実績が豊富かどうかひとつの指標としてみるのもオススメです。

帯や解説書などの付属品を揃える

CD買取の金額を決める上で重要なポイントの1つが「付属品の有無」です。新品の状態に近ければ近いほど価格は高くなる傾向があります。実際に多くのショップで帯がついているものと、帯がないもので買取金額を分けていることからもわかるように、帯や解説書などの付属品の有無によって大きく査定金額が変わってきます。少しでも高く買取ってもらう事を考えるなら、帯や解説書などの付属品を揃えることができるものであれば、なるべく揃えてから査定を依頼するようにしましょう!

自分で補修をしない

CD買取はCDの盤面やプラスチックケース、ジャケットや歌詞カードなどの付属品も含めたコンディションが査定金額に大きく関わります。当然、傷や汚れがあるものは価値が落ちてしまい、査定価格は低くなります。そのため、自分で帯や解説書を補修をしようと考える方もいますが、これは絶対に避けた方が良いです。補修に失敗し、補修前より状態が悪くなってしまう可能性が高く、逆に買取価格が下がってしまうからです。またCDの盤面を研磨するのもやめたほうがよいでしょう。研磨のし過ぎや、低品質の材料で研磨することで、さらに状態を悪化させてしまうリスクがあるからです。プラスチックケースについた埃や少し拭けば落ちるような汚れであれば綺麗にするのはよいですが、それ以外の本格的に補修が必要になる部分は諦めて、そのまま買取依頼をするようにしてください。結果的にそちらの方が高く買取ってもらえることが多いです。

ケースを新品に交換する

上記でお伝えしたように、基本的に買取にだすCDの補修は自分でやらないほうがいいのですが、一つだけオススメしたいのがプラスチックケースを新品に交換することです。プラスチックケースの特性上、耐久性が低く簡単に擦り傷や割れなどがしやすいという特徴があります。ただそれを裏返せば、プラスチックケース自体に価値が付くことはなく、安価に新品に交換できるというメリットがあります。プラスチックケースの購入場所ですがヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店や百円均一でも購入が可能です。ちなみにケース1枚当たりの単価は30円ほど。大量購入するのであれば20円以下にまで抑えられます。ケース交換することで少し手間はかかりますが、たった数十円の投資と手間で平均して数百円近く高値で買取され、稀少盤などでは数千円も変わるなんてこともあります。1円でも高くCDを買取されたいと考えている方はぜひプラスチックケースを新品に交換することを検討してみて下さい。かなり細かい技ですがオススメのテクニックです!

プラスチックケースからソフトケースに入れ替えない!

CDを集めている方なら皆さん感じていらっしゃっているかと思いますが、CDのプラスチックケースってかさばりますよね。2、3枚ならまだしも数十枚、数百枚、数千枚となってきたらこれでもかってくらいスペースを占領されてしまいます。そんな部屋のスペースを占領しまくりCDのプラスチックケースさん達を一瞬でスリム化してくれる救いのヒーローとして登場したのが「ソフトケース」です。この「スリムケース」さん、スペースを効率よく利用し大量のCDを収納することに関しては絶大な威力を発揮します。で・す・が、ことCD買取に関しても絶大な威力を発揮します。悪い意味で!笑 よかれと思って交換したCDケースですが、スリムケースに入ったままCD買取にだすと大幅なマイナス査定になります。お店によっては買取自体を断られてしまうなんてことも。。CD盤と付属品に値段が付くはずなのになぜケースをソフトケースに交換しただけでこんなことになるのか?かなり理不尽で謎ですよね。その理由はまた次回。というのは冗談で、考えられる主な理由は2つあります。理由①はケース入れ替えの際に、帯、ジャケット等の折れやシワ、一部付属品の欠損、入れ忘れ等が発生しやすいから。理由②は買取したCDを販売する際に再度プラスチックケースに入れ直す手間とそれに伴う人件費と替えのケース代がかかるから。以上の2つの理由はあくまでも憶測なのですが、ソフトケースに交換されたCDを買取に出すと大幅にマイナス査定をされるということは間違いなく事実ですので、CDを1円でも高く買取されたい方は、いくらかさばるからと言ってもソフトケースに入れ替えるのはやめましょう!絶対にオススメしません。

CDを保管している部屋でタバコを吸わない!

これは個人的にかなり声を大にしてお伝えしたいことですが、タイトルに記したようにCDを保管している部屋でタバコを吸うのはやめましょう。絶対に。はい。絶対です。何度でも言います。絶対にやめましょう。なぜこんなにやめたほうがいいかと言いいますと、CDケースにタバコの臭いが残るからです。タバコの臭いが残る理由としては、樹脂の成形品の表面は、ツルツルの様であっても、拡大鏡で見ると意外とザラザラしており、このザラザラの表面にタバコの臭い成分が付着しているのです。また、樹脂は静電気を帯びていますので、汚れや臭い成分が付着しやすい傾向もあります。ですので、臭いが付いたら最後。もうあきらめましょう。間違っても臭いをとるために泣きながら何時間もティッシュで拭いたり消臭の代名詞ことファ○リーズなんかを申し訳程度に吹きかけてみるなんて、もってのほかです。エステーのロゴの可愛いヒヨコちゃんも泣きながら飛び立つでしょう。ファ○リーズはP&Gの製品なのでエステーとは全然関係ありませんが…。はい。かなり話が脱線しましたが、とにかくCDを保管している部屋でタバコを吸わないほうがいいということは伝わったかと思います。万が一、お持ちのCDにすでにタバコの臭いがついてしまっている場合は新品のプラスチックケースに入れ替えてからCD買取に出しましょう。

帯をセロハンテープで貼り付けない!

今も現役でCDを買われている方にもいらっしゃるのか分かりませんが、CDの帯をケースに直接セロハンテープで貼り付けてしまっているワイルドすぎるCDコレクターの方が極稀にいらっしゃいます。(ご高齢の方に多いです)スギちゃんよりもワイルドで痺れますが、絶対にやめましょう。いわゆる「ダメ、絶対。」というやつですね。はい。なんでダメかと言いますと、セロハンテープが経年劣化するとパリパリになり帯からキレイに剥がすことができなくなり、帯に価値がなくなるからです。どんなに希少な帯でもセロハンテープを貼り付けていたばっかりに査定額が数十分の1になり買い叩かれる原因になってしまうなんてことも。。過去の自分を恨んでも恨みきれないという負のループに陥りそのまま生きる希望を失い露頭に迷うなんてことも。。ないとは言えませんので、帯をケースにセロハンテープで貼り付けるのは絶対にやめましょう。

スポンジを取り出せ!

スポンジを取り出せ!ときいてビクッと反応したそこのあなたはきっとクラシックのCDのコレクターに違いありません。しかも初期盤、もっというと西ドイツ盤の。マニアック過ぎて日本の人口の0.05%の人にしか役に立たないアドバイスだと思いますが重要なことなのでもう一度いいます。「スポンジを取り出せ!」。個人的に長年いいたかったことは全ていえたのでここで終わりにしたいところですが、このままだと「なんのこっちゃわからん!」と新宿駅前でデモ行進されそうなのでご説明します。
CDが登場した80年代初頭から90年代半ばまでの間、2枚組のCDアルバムのケース(通称ファットケース)のなかに保護スポンジが入れられてました。保護スポンジを入れる理由としては、2枚組のケースは1枚組のケースと違い(ブックレットが無い場合は特に)隙間が大きい仕様になっているため、輸送時にCDがはずれてケース内で動き傷がつくのを防止するためだといわれています。ここまで聞いて「まさか…(ゴクリ。)」となった方は勘が良いです。まさかまさかのそのまさか。大切なCDを保護するために入れていたスポンジは時が経ち姿を変えてCDに張り付き徐々に蝕み、ついにはCDを再生不可能な状態まで劣化させる原因となるのです。かなりものものしく書きましたが、要するに保護スポンジが加水分解し崩壊。その巻き添えでCDが破壊されるということです。古着好きでヴィンテージスニーカーがお好きな方にはおなじみ加水分解がヴィンテージCDにも悲劇として訪れるわけです。ドーハの悲劇ならぬ、スポンジの悲劇ですね。兎にも角にも、この悲劇はファットケースが多く採用されていた初期のクラシックCD(Decca、グラモフォン、フィリップス)のコレクターに特に多く訪れてます。(厄介なことに高価なCDに限って起こるんですよね…)。長年こつこつ集めたクラシックCDコレクション。ある日、断捨離しようと思い立ち、買取に出したらいくらになるかと想像しほくそ笑みながら久々に棚からCDを引っ張りだして開けてみたらスポンジの悲劇が。。なんてことにならないように、これを読んで心当たりがある方(特に購入歴の長いクラシックCDコレクターの方)は今すぐPCを閉じて棚からCDを取り出し「スポンジを取り出せ!」。

ブックレット(解説書)に書き込まない!

タイトルを読んで「そんな人おるんか」とぼそっとつぶやいた方も多いかと思いますが、実際にいらっしゃいます。同じような例だと本を読みながら自分の感想や意見を書き込む方もいらっしゃいますが、あれと同じです。ブックレットに書き込まれる内容は千差万別で音楽に関してならまだしも、口説こうとしている方に向けた愛のポエムなんていうこともなかには..。そんな猛者がうっかり忘れてCDを買取に出してしまった、そんな日は買取額が安くなるだけにおさまらず、査定担当のスタッフに愛のポエムを朗読されるという漆黒の黒歴史確定の未来が待っておりますので、くれぐれもブックレットに書き込む癖のある方はそっと筆をおきましょう。

CDに加工しない!(緑ペイントなど)

今となっては絶滅危惧種となったかもしれませんが、昔々CDコレクターのなかでもとりわけ音質にうるさい(通称オーディオファイル)と呼ばれる方々の間で流行った、これをやれば音質が良くなるという、秘伝のテクニックがありました。そのなかでもとりわけ有名なのが、CDの内側の透明な部分(表裏および内周)と外周部をPOPSTARの緑で塗装するというものです。実際に効果があるかどうかに関してはかなーり眉唾ですが、理屈としては緑のペイントを施すことで読み取りレーザーの乱反射を吸収し、音質が向上するとのこと。まぁ、実際に音質が上がるかどうかは諸説あるので割愛しますが、ひとつだけ確かなことはCDの中古価値はほぼ無くなるということです。どんなに希少なCDでもペイント加工をされているだけで買取では「限りなく0円に近いグリーン」となりますので、あしからず。

CDに加工しない!(切れ込み)

巷に広まっている(眉唾な)CD音質向上加工テクニックの代表例で緑ペイントのほかにもう一つ思い出したので追記しておきます。POPSTARの緑でペイントする技もなかなかにワイルドですが、このテクニックはまた一段とワイルドです。それは、CDの盤面にうすーく切れ込みを入れるというもの。噺家の柳家小三治さん(オーディオマニア)の著書「ま・く・ら」(講談社文庫)の一節に素人でもCDの音質を向上させる秘伝として紹介されています。用意するものは定規とカッターナイフ。CDのレーベル面側の中心から外周にむけて一気に定規にそって一直線に傷をつける。これを4本同じにように放射線状に傷をつける。すると劇的に音が向上するとのこと。想像しただけでそんな訳あるかいと叫びたくなると思いますが、全くそのとおりです。インターネットのない時代に流行ったとんでも科学ですので、くれぐれも真似することのないように。買取の際もいくら希少なCDでも切込み加工済みだと0円になりますので、あしからず。

カーステでCDを再生するな!

これまたタイトルを読んで字のごとくシンプルなメッセージです。CDをカーステで再生すると、すこぶる盤の状態が悪くなるのでやめましょう。カーステの何が悪いんやと口を尖らせた方にご説明すると、つねに震動で揺れている車の中に搭載されているカーステの中のCDも当然、振動で揺れながら回転したり上下したりしているので、気づいたら傷だらけになっている、というわけです。状態が悪くなるということは当然、CDの買取価格も安くなりますので、後々買取に出そうかと考えている大切なCDをカーステで再生するのはやめましょう。

まとめ

CD買取店の見極め方からオススメなショップを紹介してきました。
CD店を見極める際は下記の5つのポイントを意識して選んでみてください。

  • 査定する側に知識が有るか?
  • 各ジャンルに専門家がいるか?
  • 買取価格をお客様にオープンにしているか?
  • 店舗・事務所の有無
  • 利用したひとの口コミがあるか?
  • 実際に自分で体験してみる

また、後半で紹介したオススメのCD買取店は調査をもとにしたランキングですので、自分にあったお店があればぜひ問い合わせをしてみるといいかと思います。

当サイトではCD買取に関する知識やノウハウを紹介している記事が他にもあります。買取を依頼する前にもう少しCD買取について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。