CD買取の基礎知識

CD買取用語集

CD買取を依頼する前に、まずは知っておきたいCDにまつわる用語をおさらいしておきましょう。基本的なものからマニアックなものまで網羅していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。以下にあげる用語を全て暗記するだけでCDショップの店員さんに一目置かれるのは間違いないでしょう。笑 これで安く買い叩かれる心配も無用ですね!

CDアルバム

LPレコード

CDアルバムの定義には諸説ありかなり曖昧なのですが、一般的には合計演奏時間が30分を超える6曲以上のものがCDアルバムと呼ばれるみたいです。

8cmシングル

EPレコード

8cm CDとは、コンパクトディスク のサイズの規格のひとつ。通常のCDの直径が12センチに対し、直径が8センチの小型CDのことです。収録曲数は1-4曲程。今ではあまり見かけなくなりましたが、短冊形の細長いジャケットに収められているのが特徴です 。

マキシシングル

12インチシングル

マキシ・シングルとは、8センチCDがシングルCDのメイン・フォーマットだった時代に、それとは違う新しいシングルとして登場したものです。アルバムと同じサイズの正方形で、8cmシングルに比べて大きい=マキシマムという意味で、それをマキシ・シングルと呼んだようです。収録曲数は8cmシングルと同じで1-4曲程です。

帯とは国内盤のCDを買うと付いている、タイトルやバーコードなどが印刷してある紙です。日本独自の文化のため基本的に輸入盤には付いていません。(稀に元々帯なしの国内盤のCDも存在します。)買取の際に帯が欠品していると大きなマイナス点となってしまいます。帯付きは日本盤の1番の売りです。

以下は代表的な帯の種類です。

箱帯

箱帯

箱帯とは、帯の種類の一種。80年代初期に主にSONYが採用していた帯で、文字通り箱の様に立体的になっているのが特徴。当時うっかり破いてしまう人が多かったため、美品のまま残っているのはかなり希少。

折り込み帯(巻き込み帯)

折り込み帯

折り込み帯とは、80年代初期に主にポニー・キャニオンなどが採用していた帯。帯の一部をケース内に収納するように折り目が付けられており、帯全体をケース内部に収納することが出来る様になっているのが特徴。

シール帯

シール帯

シール帯とは、ビニール製で裏面に粘着力がありケースに貼りついているのが特徴の帯。箱帯と違い、貼ったままでもケースの開閉は出来るので、箱帯に比べると現存率は高め。

その他の用語

旧規格

旧規格とは、一般的に消費税導入前の1989年以前のCDを指します。初期盤かどうかを見分ける際の基本的なディティールのひとつです。

紙ジャケ

紙ジャケットとは、アナログLPを模して作成される紙製のCDパッケージの通称です。生産コストが掛かるため、限定版で発売されることが多くそのため希少価値が高くなり、結果として中古の買取価格も高い傾向があります。

蒸着仕様(アルミ蒸着)

蒸着仕様とは、CDのディスク内径部分(通常はプラスチック製)がアルミなどの素材で覆われていることを指します。主にCDが発売されたばかりの1980年代初頭にドイツで生産されていたCDに多く見られる仕様です。

レンタル落ち

元々レンタル用として使用されていたが後に販売用に回されて一般に出回ったものを指します。シールが貼り付けられてあり状態が悪いものがほとんどなので、買取の際は敬遠されることが多いです。

ゴールドCD

ゴールドCDとは、高音質仕様のCDの一種。レーザーを反射する蒸着膜にアルミニウムではなく、24Kの金を使用したCD。

SACD

SACDとは、高音質仕様のCDの一種。CDと同じサイズの120mm光ディスクに、オーディオデータをCD以上の高音質で記録したものである。再生するには専用のプレーヤーが必要。

SACDハイブリッド

SACDハイブリッドとは、高音質仕様のCDの一種。音質的にはSACDと同じだがハイブリッドディスクの場合は、SACD層(HD層)とCD層の二重構造になっているため、通常のCDプレーヤーでの再生も可能。

SHM-CD

SHM-CDとは、高音質仕様のCDの一種。通常のCDとは仕様している素材が異なり、液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を採用している。通常のCDプレーヤーでの再生が可能。

ESOTERIC(エソテリック)

ESOTERICとは、高音質仕様のCDの一種。再生するには専用のプレーヤーが必要。初期に発売されていたタイトルは廃盤になっていることもあり、中古市場では非常に高額で取引されている。

ブート盤

ブート盤とはレーベルやアーティストなどから権利を得ずに、ノンオフィシャルとして販売されたレコードのことです。